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充実したセカンドライフ送るには、早期退職は得それとも損?

充実したセカンドライフ送るには、早期退職は得それとも損?

少子化の影響を受け定年の年齢が引き上げられつつある中、早期退職して自分の好きな事をするのも良いのではないかと考えておられるかもしれません。また、働いている会社で早期退職制度が導入され勧められているかもしれません。

早期退職は今後のライフプランにどんな影響を与えるのでしょうか?

早期退職制度を導入する企業も多い?!

大手企業が早期退職制度を導入するワケ

早期退職を企業が勧める理由には2つあります。

ひとつは一般的なもので、60歳以上の定年前に一定以上の年齢を対象に常時行うものと、もうひとつは業績悪化により人員削減が必要となった場合に行うものです。

企業として早期退職の制度を利用して人員整理やリストラの施策を行えるのです。

早期退職によるメリットとデメリット

充実したセカンドライフ送るには、早期退職は得それとも損?

企業が導入した制度のうえに早期退職を行った場合には特に、割増退職金を受け取れるというメリットがあります。

そして、退職によって自由な時間を一足早く手に入れることができます。しかし、忘れてはならないのは、給与が貰えなくなるため収入源がなくなるということ。年金もその分減ってしまうのです。

辞めた後の収入確保を考える必要が出てきます。

早期退職後の進路は?

企業による早期退職の勧めに応じない場合は、会社に残ることで人員削減をしたかった会社は、給与やボーナス、退職金を減額するようなところもあります。

会社に残っても、年収が下がるということもあるようです。そのため、早期退職の道を選ぶ人もいます。

辞めた後の収入を確保することを考えると、何かしらのかたちで働き続けることも選択肢のひとつとなります。早期退職後に独立か再就職かを選ぶかもしれません。しかし、実際には年齢やそれなりの資格がなければ、60歳を過ぎると再就職先が無いという問題があります。再就職できて、収入を得られたとしても、以前のような年収は期待できないかもしれません。

充実したセカンドライフ送るには、早期退職は得それとも損?

では独立の道はどうでしょうか?

 

独立を成功させて、セカンドライフを楽しむ人もいますが、初期投資がかかるので、資産を利用することにはそれなりのリスクが伴います。独立して初めて、毎月決まった給与がもらえるというサラリーマンのメリットに気が付く人も多いようです。

安定した収入どころか、赤字経営で早期退職してのスローライフには程遠い生活になる可能性があることも想定しておかなければなりません。

早期退職は自分にとってメリット?デメリット?

自分に合っているかを考える

早期退職が誰にとってもメリットになるとは限りません。上記で考えたようにデメリットもあります。

それでも、夢を早く実現させたい人や、独立や再就職して成功するあてがある人にとっては、早期退職が得となります。

しかし、長年サラリーマンとして同じリズムで働いてきた人、安定した収入を得てきた人にとっては、退職によりライフスタイルも大きく変わるので、遅かれ早かれやってくる退職を早める必要があるのか、この選択が自分に合っているかどうか、よく考えて決定すべきです。

早期退職を選択したなら

よく考えたうえで、早期退職することを決めた今後の備えも必要です。

退職金が入るとはいえ、今まで通り生活費はかかりますし、時間に余裕がある分、趣味や旅行に興じるといった今までとは違う出費があることも想定しておかなければいけません。年齢のみを考えてすぐに退職するのではなく、退職前に準備を整えておく必要があります。

退職後の一番の心配となる資金をどのようにやり繰りするかを決めておかなければなりません。

勤めている間に副収入を確保することも出来ます。

副収入には投資という方法もあるので、サラリーマンによる給料が安定しているうちに投資を試しておくことは効果的です。もし、退職後のアパート投資を副収入に考えるのであれば、審査が通って運用してからの退職でも遅くはありません。早期退職をするにしても、準備が整ったタイミングでの退職を行うようにしましょう。

まとめ

早期退職制度を導入している企業も増えており、割増退職金を手にすることができることからも、早期退職を検討している方がいらっしゃるかもしれません。しかし、退職することは時間の使い方など今後の生活が大きく変化します。

特に老後の資金に大きく影響を与えます。

それぞれのライフスタイルによっても早期退職がメリットになるかデメリットになるかは、違ってくるのでよく考えたうえで決定すべきですし、もし早期退職を選択したのであれば、投資の副収入を確保するなどの準備を整えたうえで進めるようにして、快適なセカンドライフへ備えましょう!

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